「20世紀のオペラ」

クロード・ドビュッシー Claude A. Debussy (1862-1918)

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ペレアスとメリザンド  Pelleas et Melisande

 

Pelleas et Melisande  ペレアスとメリザンド 全5幕(フランス語)
作曲 ドビュッシー 1893-1902年 初演 1902.04.30 オペラ・コミック座(パリ)
台本 モリス・メーテルランク 1892年
1893.05.17
ブッフ・パリジャン劇場
登場人物    

アルケル:アルモンド国王(Bs) ジュヌヴィエーヴ:ペレアスとゴローの母(A)

ペレアス:アルケル王の孫(T) メリサンド:身元不詳・ゴローの後添え(S)

ゴロー:アルケル王の孫(Br)  イニョルド:ゴローの先妻との遺児(Sop)

時と場所    中世 架空の国 アルモンド王国

 

 
 
 
 
 
 
 
 
あらすじ
 狩りで森に迷いこんだゴローが泉のそばで見つけたのは、身元も判らぬいわくあり気に泣いている不思議な娘メリザンド。妻にして、深い森に覆われ光りもささぬアルモンドの城に連れ帰る。この古城で2人を迎えたのはゴローの異父弟ペレアス。ペレアスも又メリザンドに惹かれて行く。
 メリザンドが結婚指輪をなくしたのは、かつて奇跡の泉と呼ばれた所で、ペレアスと話をしていたときだった。
   星明かりの夜、メリザンドの長い髪を塔の下におろしてもらい、無邪気に戯れたのもペレアス。
彼等は互いの心に二人だけの見果てぬ思いが宿るのに気がつく。
   二人を疑うゴローは、息子イニョルドに盗み見させる。彼らの様子を聞くにつれ、嫉妬はいっそう深くなる。
ある夜、庭園の泉でペレアスはメリザンドに愛を告白する。
   彼女を見るごとに旅の決意を語るのは、愛してはならぬ人を愛したため。思いはメリザンドも同じだった。
愛に酔う二人の頭上に、嫉妬に燃えるゴローの剣が振り下ろされ、ペレアスは命を落とす。
 身重のメリザンドは、女の児を産み落とすと瀕死の床に。
   ゴローはペレアスとの仲を執拗に追及するが、彼女は罪を犯していないと語るだけで、苦悩するゴローを残し、
消えいるように息を引きとる。

 


 

 

オペラ全体でもっとも重要なモティーフ(Fate Motif)

メリザンドのモティーフ

ゴローのモティーフ

ペレアスのモティーフ

 

 

 

 

【独言】

○何かを失ったもの同士が結びつくとどうなる?

  人生という森で、道を見失ったゴローとメリザンド。

○中世とは、ドイツにとって豊かな森に育まれていた理想の時では無かったのか?

 Allemonde とはAllemand(ドイツという意味のフランス語)とAll-Mond(全世界)とのモジリ(?)

○鹿とはもともとゲルマン民族、中でも北欧のスカンジナヴィア人を象徴する獣。異教の神。

○洞窟の中の三人の乞食の老人とは、過去・現在・未来?それとも、見ざる・聞かざる・言わざる?

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