『古事記傳』全44巻読破の最大の関門は、
最初の[一之巻と二之巻をきちんと把握する]事では無いかと思う。
この最初の2つの巻に、1 本居宣長の『わな』が仕掛けられている。
この2巻で、読者に対して、心構えが[しっかりしているか]詰問をしている。
『古事記』の解読が始まる第3巻からの私、本居宣長の探求心に付いてこれるのか?
『止めるのなら今のうちですよ!』と問いかけてくれている老婆心も見え隠れする。
以下は、和綴じ本の『古事記傳』を読み終えての感想などをも書き記していく。
Footnotes