LaTeX2HTMLのインストール con gusto

 

音楽家の為のLaTeX〜 con gusto

Macを愛用する音楽家の為に『LaTeX設定』の後に
ホームページへアップする際のHTML作成アプリを
インストールした時の覚え書きを纏めてみました。

今回は『HeVeA』アプリのLaTeX → HTML手順
エキスポートされたHTML化の結果を追記します。


前回は『LaTeX2html』のアプリのインストール手順と
エキスポートされたHTMLの結果です。
(Emacs24で作成したサンプルTeXファイルをHTML化しました)

尚、 LaTeX2HTML に必要なソフト(GhostScript等)は
インストール済とします

  ○『LaTeX2HTML』アプリのインストール

1. http://takeno.iee.niit.ac.jp/~shige/TeX/latex2html/ltx2html.html 
  へアクセス


2. 目次 5. ○ latex2html-2002 以降の本体の所在について
 latex2html-2008.tar.gz (revision 1.71; 1133054 Byte)
 (09/24 2008 更新)

latex2html-2008.tar.gz]をダウンロード

3. 目次 5 ○日本語化パッチ本体 l2h-2K8-jp2.1b1.13.patch
 

l2h-2K8-jp20110708.tar.gz]をダウンロード

4. ここからインストールの準備作業です

  ソースファイルを置く場所へ移動して

 ソースの展開 $ tar xvzf latex2html-2008.tar.gz

        $ tar xvz l2h-2K8-jp20110708.tar.gz

5. いよいよインストールの作業本番です 


 ターミナルから以下の事

   $ cd latex2html-2008
   $ patch -p1 < l2h-2K8-jp2.1b1.13.patch
   $ ./configure --prefix=/usr/local --with-kanji=utf8
   $ make
   $ make install

 を実施します (prefix のディレクトリは適切なものを)

この場合は、.latex2html-init も UTF-8 にしてください。
これで、全部の charset が UTF-8 になるはずです。
(もしうまくいかないようでしたら、ご連絡ください。)

 

次は、 任意のTeXファイルを用意しHTML化してみましょう!
  〈 此処ではEmacsを使った例です〉

  • Emacs24.2 → TeXファイル を呼び出す
  • → Emacs24.2 のミニバッファから命令をタイプ 
  • M - x compile → リターン
  • (バッファにあるファイル名を入力)(続けてhtml名を入力)
  • (例)latex2html 07Nov2012.tex 07Nov2012.html → Return
    でHTML化終了!

    TeXファイルを置いてある場所を開いてみると
    HTML名と同じ名称の『フォルダ』の中に今作られたHTMLファイルが
    index.html etc.と一緒に見つかるはずです。

●『latex2html』から作成されたHTML 実例サンプル