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08 ゲーデル・エッシャー・バッハ
ホフスタッター著
『ゲーデル・エッシャー・バッハ』777ページを
22年も費やして
ようやく一回通して読み終えた。
相変わらずゲーデルについては不明な所だらけだが
何とか読み終えてみると、他の本も前より少し楽に
読めるようになっている。
ジャンジャック・ナティエ著『音楽記号学』が
その一つだ。
三部構成より出来ているこの本も
第一部『音楽的事実の記号学』のみが判りづらかったが
今回は順調に進んでいる。残りの第二部第三部は演奏に
関わる事ばかりなので、今までの知識だけで十分読みこなせる。
ナティエの文脈に時折記号学者としてはあるまじき
論理の飛躍(?)が随所に認められるのは、
ホフスタッターの本による訓練の成果(?)か。
それとも日本語訳の際の文脈上の問題(?)
ウンベルト・エーコの『記号論』(1&2)も途中で
留まったままだったがナティエに引用されている
事もあり、これから記号について学ぶ為の一連の
書籍読破の作業が始まりそうである。
ホフスタッターの著書のおかげで、各著書の中で
真実を述べようとしているのかどうかの、見極め
が付けやすくなった。論理的に文中の意図を仕分け
果たして『真』なのか、それとも単なる借用なのか?
これらを感情を交えずに冷静に観る事が出来るように
成ってきている事は確かである。
蔵書の中に有るクワインの著作も改めて読んでみる
事になるのだろう。