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25 『古事記傳』七之巻読破
本居宣長著『古事記傳』七之巻を読み終えた。
『コノトキ イザナギノミコ イタク ヨロコバレテ
ノリタマワク アレハ ミコ ウミウミテ ウミノハテニ
ミバシラノ ウヅノミコエタリト ノリタマヒテ ヤガテ
ソノ ミクビタマノ タマノヲ モユラニ トリユラカシテ
……… 』と始まる神代五之巻がこの七之巻である。
三十葉から三十二葉まで読んでくると、
まるで講談を聞いているかのように風景や
人物の姿が目に浮かぶようで素晴らしい。
その続きがどうなるのか気になり、一気に
四十五葉まで紙をめくり飛ばしてしまった。
八十七葉の半ば四十葉まで読み進んでくると
宣長の眼がテレビの『なんでも鑑定団』の
一員のように時代考証をしている様に驚きを
隠せなかった。
一字一句もおろそかにしない。
当然と想われている語句をも棚上げにして
吟味し尽くす。
四十五葉に続いている古事記本文の続きを
早く読み続けたい気分で居るのだが、宣長は
ひたすら細部の物の図柄、髪の結い方にまで
正しい姿かどうか観察をし、監視している。
五十五葉には『耳(みみ)と霊と通える』と
説明している。
耳は内部の声を聞く。
眼は外部の姿を観る。
耳という器官そのものが、やまとことばでは
美と通じ、しかも霊と同格である。
然りと感じた。
今回の七之巻では3月22日の概算とは異なり
40頁/日 が 20.7頁/日 とペースダウン。
七之巻の説明文が細かな字で書かれており、
量もかなり多い。
地名や役職名の説明が多く出てくる。
これらの事があったにも拘わらず
3日で読破。