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『古事記傳』十三之巻読破

 『古事記傳』十三之巻を読み終えた。

 ペースはいつものように
  5〜6分/頁と云うところだ。

  七十三葉に、単純ともいえる
  (おそらく)彫り間違い(?)を見つけた。

 楽府にも取れて……歌にては
  奏(うた)ふ音声(こえ)の長短(ながみじか)
  巨細(ふとぼそ)低昂(あがりさがり)などの
  貌(かたち)なり……

 以上の様に仮名が振ってあり、板彫りの
  アガリサガリの漢字が上下反対に配され
  ている。

 昂は(あがり)低は(さがり)

 次の七十四葉の

 前張(サイバリ)は雅楽の(サイバラ)と通える?

 催馬楽(サイバラ)とは
  我が国の雅楽の一種であり
  古い歌謡の一種。

 地方の風俗歌などを雅楽器(管絃)の伴奏を付けて
  歌う事から始まった。

 平安中期の源雅信(920-993)の著書『催馬楽譜』には

 61首の歌を呂調と律調に分けて載せている。

 『古事記』はその序によれば、712年(和銅5年)に
  太朝臣安萬侶(おほのあそみやすまろ)(太安万侶
(おおのやすまろ)とも表記)によって献上された。

 

 http://ja.wikipedia.org/wiki/催馬楽には
  折口信夫は、催馬楽は直接には、
  神楽歌の「前張(さいばり)」歌群を母胎として
  発生したものであるとしている 

 原出典は『折口信夫全集 第14巻』p.185
  とも記されている。

 が、私自身此の本を見ていないので、此の説も
  含めて本居宣長と同じ様に書くとすると
  『確かだという訳には』言えません。

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