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16 古事記傳三十九之巻読破
『古事記傳』三十九之巻を読み終えた。
残るは、和綴じ本五冊のみ。
この辺になると本居宣長もいい加減、
注釈する事も無くなってきて、参照
すべき『古事記傳』の巻名と葉数を
指定してお終い。という記述が目立つ。
古事記も下巻になってくると、天皇の
名前と、その時の事件などが、本の中
への記述がめっぽう少なくなる。
宣長の解説が少なくなる分、細記
(こがき)が出てこなくなるので、
一ページ当たりの字数が相当数目減り
してくる。その関係で、読み進む葉数
ページもどんどん進み、昨日は二巻も
読破した。(三十七〜三十八之巻まで)
一日で100ページ余りも詠むと、さすがに
目が疲れてくる。頭の方も『古事記傳』
そのものの世界に浸っている。と言った
塩梅である。
三十九之巻は軽皇子の話が出てくる。
時々、古事記の中に出てくる人物の
名前は[その人自身の性格]を替わりに
漢字にしたのか?と疑いたくもなる。
梅原 猛氏に云わせると、
四幕の詩劇ーー軽王(かるのみこ)
と云う事らしい。
内容が余りにも[ばかばかしくて](失礼!)
梅原氏のようには受け止められない。
生身の人間の有様が、[描かれている]と
いうにしては、古事記として何の為に?
此の逸話を載せているのか?
宣長が、少しいらついている様子が
垣間見れて、それらの事を含めて、
面白く読まさせて貰ってはいる。